自分の英語を録音して、聴いてみよう。多くの発見がある。
パソコン、ICレコーダー、スマホがあれば簡単に録音できるので、英語学習に活用する人が増えている
自分の英語を録音して聞くメリット
独学の英語学習というのは惰性になりやすい。日々の英語学習に録音を組み込むことで、適度な刺激をもって学習することができる。
以下、自分の英語を録音するメリットについて列挙した。
- 自分の英語を客観的に聞くことで、「もっと上達したい」と思うようになる。
- 日々の学習に刺激をもたらす。
- 発音やイントネーションに自然と気を遣うようになる。
- 癖や弱点を見つけることができる。
- 録音した英語を聞き比べることで上達に実感がもてる。
- 英語を使った本番のコミュニケーションでも自信をもって話せる。
- 声に出す練習（音読、リピーティング、シャドーイング）でモチベーションがあがる。
声の録音は、すべての英語学習者に試してほしい学習スタイル。
パソコンでの録音に必要な物
パソコン録音で必要となるのは、ヘッドセット（２千円程度）と録音ソフト（無料）の二つだけ。
ヘッドセット
マイクとヘッドフォンがセットになったヘッドセットを用意しよう。以下、アマゾンのヘッドセット一覧。
ヘッドセットがあれば、以前から当サイトでお薦めしているネット英会話にも興味が出てくるのではないだろうか。
録音ソフト（無料）
Windowsに最初から付いているレコーダーは６０秒までしか録音できないようなので、ベクターから長時間録音できる無料の録音ソフトをインストールしよう。
お薦めは→ ぽけっとれこーだー（ベクターの該当ページ）
定番のフリーソフト。動作は軽く操作は簡単。
ICレコーダーでの録音
かつて、ICレコーダーといえば３万円以上する高価で特殊な機器だったため、取材記者など一部の職業の人だけが使うモノだった。
現在のICレコーダーは３千円程度で手に入るため、驚くほど身近な機器となった。
MP３プレーヤーなど各種モバイル機器にはICレコーダー機能がついていることも多いが、英語学習のために使うなら、使い勝手の良い専用ICレコーダーを用意してもいい。
→ ICレコーダー
アマゾンのICレコーダー一覧。
スマホでの録音
どのスマホでも音声録音のアプリがプリインストールされている。
- iPhone：ボイスメモ
- Android：メーカー毎に違う（XperiaならSony「音声レコーダー」。このアプリはどの機種でもインストールできる）
スマホは手軽に録音できるので、ちょっと自分の英語を確かめたいときに役に立つ。
長時間の録音をするなら、英語学習専用としてICレコーダーを用意してもいい。
声の録音をどうやって英語学習に活かすか
トレーニング系の学習
リピーティング、シャドーイングなどトレーニング系の学習の際に使用する。
教材はＮＨＫラジオ英語など日常的に使っているものでＯＫ。「声に出す練習」→「録音して検討」のサイクルでトレーニングしてみよう。
パソコン上の学習
えいご漬けなどをパソコン上で学習するときに合わせて使ってみよう。
パソコンに録音するなら、パソコンを使った学習と相性がいい。聞いて、録音して、という動作がすぐに行える。
海外旅行の前に練習
海外旅行が控えている方は一通りの旅行フレーズを録音してみよう。
自分の声を客観的に聞きながら練習しておくことで、実際の場面でもすんなり英語が出てくることだろう。
プレゼンの練習
ビジネスシーンや学校において、英語でしゃべらないといけないときの練習、特にプレゼンテーション（シチュエーション別教材）の準備として効果が高い。
自分の声を客観的に聞きながら練習しておくことで、自信をもって本番に望める。
洋書を１冊まるまる朗読
Greaded Readersを１冊音読（朗読）して録音してみてはいかがだろうか。あるいは、英語ニュースの記事でもいい。
普段、リーディングしているものを録音してみると、ありがちな会話練習にはない刺激がある。
英語のネタを仕込む
書籍、ネット、映画等で見つけた英語を自分の声でメモしてみてはいかがだろうか。英語のジョーク、仕事に関係のある英文記事、映画で気に入ったフレーズなどが考えられる。
自分で聞き返したときに面白いものを音声データベースにしておけば、英語学習が楽しくなるに違いない。
発音練習
もちろん、普通の発音教材を使って発音の練習をする際には、録音機能を有効活用したい。
自分の発音を録音することで、発音の上達を実感できる。英語に自信もつくはずだ。
