学習テーマの細分化

学習によって上達の実感があるか

英語学習を長年やっている人から、「英語に飽きた」という言葉を聞くことがある。英会話をコツコツやってきた割には上達した実感がもてず、結局やめてしまったという。

英語だけでなく他の分野でも当てはまることだが、ある程度得意にならなければ、やっていて張り合いがない。

語学の場合は、「得意」と言えるぐらいに上達するまでには相当の時間を費やさなければならないので、挫折しやすいと考えられる。そこで、どうすればよいだろうか。

徹底的に細分化する

「英語」というジャンルで大雑把に括らないで、細分化してみよう。

たとえば英文法にしても、「英文法が得意です」と言えるようになるまでには相当の努力が必要だが、「助動詞ならどんな文章も書けます」とか「仮定法なら得意です」ということなら、ある程度の努力で可能となる。

そして、細分化された一部分だとしても、一つ得意なものができれば、それが自信になって他の部分もやる気になる

「できる」という感覚は、次の努力へのエネルギーになるのだ。得意な部分が形成されるように重点的な学習計画をたててみよう。

小さな達成を繰り返す

もちろん、つまみ食い的に得意な部分があってもそれ自体にはあまり意味がない。

上記の英文法の例でいえば、「助動詞」とか「仮定法」などの個別テーマを知っていたところで、他のテーマを習得していなければ英語はやっぱりわからないままだろう。 しかし、あえて細分化して学習することで、自信の形成をコントロールできる。

ポイントは、自信をつけながら学習することで、意欲的に学習を継続できる点にある。

たとえ英語がわからないままだとしても、より細かいテーマで達成を繰り返すことで、次のテーマも学習しようという気になってくるのだ。

つまり、「英文法すべてをマスターしよう」と欲張るののではなくて、「少なくともこのテーマをマスターしよう」という気持ちが大切なのである。

早すぎる学習は無意味になる

学習を進める際には、マスターしたかどうかを常に確認するようにしよう。

その学習項目をマスターする前に次に進んでしまえば、理解がどの項目もあやふやとなり、いつまでたっても「わからない」という感覚が続いてしまう。そうなると、学習することの価値を信じられなくなってしまう

その項目をマスターするまで「次に進まない」というくらいの決意は持った方がいいかも知れない。一つ一つの学習テーマを完璧にマスターして、自信を日々深めながら学習を進めていくのが理想といえよう

ただし、他の項目との関連が見えてくることで初めて理解できる部分もあり、1つの苦手テーマに縛られず一通り広く学習する手法が効果的なこともある。このあたりのバランスは各自で試行錯誤していくしかない。

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