このページでは、「ビジネス英会話」をテーマにしたおすすめ教材をご紹介します。
ビジネスシーンを使った英会話教材、フレーズ練習、英会話のコツなど。
NHKラジオ講座のビジネス英語については、「NHKビジネス英語」ページへ。
初級者向けのビジネス英語教材については、「初級からのビジネス英語」ページへ
ビジネスシーンを使った英会話教材
以下、ビジネスシーンの会話を収録した人気教材。一通りのビジネス英会話を経験できる。
即戦力がつくビジネス英会話
NHKラジオ「ビジネス英会話」(日向講師)を元に構成された人気教材。
社内コミュニケーション、社外コミュニケーション、会議、交渉、プレゼンなど52のビジネスシーンを学ぶ。
各レッスンは、ダイアログ(会話)と重要フレーズを学んだ後で、「穴埋め英作文」と「穴埋めディクテーション」を行う。
圧倒的な質量を誇る人気教材。中級レベル以上が対象となる。
会社で使う英会話
中学英語レベルのやさしい内容で、数多くのビジネスシーンを学ぶ。
「あらゆるビジネスシーンに対応」というコンセプト。類書に見られないくらいビジネスシーンを細かく採用している。
たとえば、空港に迎えに行く、受付~商談前、商談後、工場見学、資料送付後のフォロー、支払い条件の交渉など。
それぞれのシーンも細かくて、たとえば「見積もり依頼」の項目では、見積もり条件を尋ねる(述べる)、再見積もりの依頼、最終見積もりではないことを述べる、など。
10億人に通じる! やさしいビジネス英会話
NHKラジオ「入門ビジネス英語」を基にした教材。
ミーティング・プレゼン・交渉・社内の信頼関係など、48の場面を取り上げている。
英語レベルは中学~高校初級で、リアルなビジネスシーンを題材にしている。
それぞれのダイアログに出てきた有用なビジネスフレーズを練習する。各レッスンにはビジネスTIPもある。
ダイアログと解説の質が良く、模範的なビジネス英会話の教材。さらにレッスン量が多いのでコスパにも優れている。
(アプリ)TOEIC presents English Upgrader
ビジネスシーンを中心にした63エピソードで英語を学ぶアプリ。
TOEICを運営する「国際ビジネスコミュニケーション協会」のポッドキャスト(ネット放送)をまとめたアプリ。
ほとんどがダイアログ(会話)だが、モノローグやインタビューもある。
トータル900分以上の英語リスニング講座となっていて、ビジネス英語学習アプリの定番。
「TOEIC presents English Upgrader」のレビュー
その他の典型的なビジネス・ダイアログ
ビジネスで使われる英語表現を知りたいなら、上記のような教材で一通りのビジネスダイアログを経験しておきたい。
その他のビジネスダイアログ教材として、NHKラジオ講座とTOEICがある。
NHKラジオ英語でも、昔からビジネスシーンを題材にしたダイアログを提供している。
またTOEICでもビジネスシーンの問題が多いため、公式問題集はビジネスダイアログの素材になる。
フレーズのスピーキング練習
英会話1000本ノック
いわゆるビジネス英語フレーズ教材。瞬発力のあるスピーキング能力を鍛える。
著者は、フレーズ教材で有名なスティーブ・ソレイシィ氏。
練習(ノックとリターン)は2通り。日本語を音声で聞いて、即座に英訳する。英語の音声を聞いて、その受け答えを英語で発声する。
2パターンのノックリターンで、1000個のビジネスフレーズを身に付ける。レベルはほとんどが中学英語の範囲内。
ビジネス英会話のコツ
以下は、英会話の素材を使ったトレーニングではなくて、コミュニケーションのコツを解説したもの。
関谷英里子のビジネスに効く! ポジティブ英語
ビジネスシーンにふさわしい英語表現をガイド。
「第一印象」「会議で発言」「プレゼンのコツ」「交渉」「言いにくいことを伝えるコツ」「会議を仕切る」「メールを活用」といった7つの章からなる。
それぞれのビジネスシーンで、もっとこういう英語を使った方が上手くいきますよ、といったアドバイス。一読する価値がある。
日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術
エール大学のヴァンス博士による英語コミュニケーション講義。
英語圏のコミュニケーションにおける常識を30レッスンで伝えている。どれも基本的な内容だが、日本人の英語スピーカーにとって盲点となる部分。ぜひ目を通しておきたい。
英語の品格
上品で丁寧な英語表現を解説している。
「できないことを伝えたい場合のコツ」「短くぶっきらぼうではなく、完結した文章で会話をするのが大切」「表現を和らげることは品格につながる」「ゆっくり話してもらいたいとき」など。
英語を学ぶビジネスパーソンは必読の内容。
関連テーマ:ビジネスマナー
コミュニケーションのコツという意味ではビジネスマナーも重要。下記のページも参照してほしい。(一部、重なっている教材もある)
→ ビジネスマナー