ニュースで学ぶ英語

政治・経済・社会などのニュースを題材にした教材。英語のレベルはやや高くなるので、効果的に学習するには中級以上の実力が必要となる。

英語圏のニュース番組は、アンカー・レポーター・取材対象の軽快なやりとりが印象的。日本のニュース番組の中ではあまり感じることのない「スピード感」を楽しむことができる。

ニュースを素材にした人気教材

人気の4シリーズを掲載。特徴は以下の3つ。
・生のニュース音声(一部は除く)を使用。
・ニュースの内容自体が興味深い。
・テキストはただスクリプトが付いているだけでなく、内容把握に注目した編集が施されている。

(以下、書名をクリックするとアマゾン該当ページが開きます。)

BBC WORLD

実際のBBCの音源を使用し、「ニュース・時事問題」「文化・社会」「科学・環境」など5巻まである。レポーターの報告が中心で、ときどき取材インタビューが入る。

最初に、「キーワード」セクションがあり、重要センテンスを前もって学習することができる。また、各ニュースに内容把握問題が付いていて、自分の理解度を確認できる。

BBCはもちろんイギリス英語。個々の発音もアメリカ英語とは一部異なるが、それ以上に聞いたときの言葉全般の印象が異なる。日本の英語教材のほとんどがアメリカ英語なので、リスニングの視野を広げるためにもイギリス英語に触れておくことはお薦め。

ニュース英語のリスニング

アメリカのニュース番組を元に教材用に編集したもの。団体名などが架空になっている。しかし録音された吹き込みには臨場感があり、事実上は生のニュース音声と変わらないのに加え、内容が面白い。

アンカーの導入解説から始まり、とても軽快なレポーターの取材インタビューが続く。ニュースというと専門用語が並んでいると思われがちだが、取材インタビューの部分は日常会話と変わらないので取り組みやすい。

テキストは、語彙確認、重要テーマ、個別の内容の理解と進む。主要な内容をまず聞き取り、次に詳細内容を確認するトップダウン式の聞き取りをガイド。

基礎編もある。
こちらは2段階のスピードを選べるようになっている。

The NEWSHOURリスニング―NHK BS英語ニュースを聴きこなす

米TVニュース番組「The NewsHour with Jim Lehrer」から4トピックを収録。NewsHourは面白いことで有名な番組。

テキストは上記教材と同じで、まず語彙、次に核となるテーマ、詳細内容の聞き取り確認、というトップダウン式になっている。

(真似かどうかは知らないが、上記「ニュース英語のリスニング」とまったくそっくりの編集。内容把握の確認が、こちらはTOEIC形式になっている。)

VOA英語ニュースリスニング初挑戦

アメリカの国営放送VOA(Voice of America)から、国際ニュースを60本収録。使用単語は1500語に限定され、通常よりゆっくり(毎分100語程度)読まれている。ニュース英語に初挑戦する人に向いている。

同じ著者でVOAを使ったシリーズとして以下のものがある。

VOA英語ニュースパワー・リスニング
こちらは、同じVOAだが語彙制限はなく、通常のスピードで読まれている。内容把握に注目したトップダウン式。

VOA英語経済ニュースの聴き方
経済・ビジネスニュースを収録。「MBA基本キーワード」のコーナーで、ニュースの中で使われた経済・金融の語彙を説明している。「デフレ」「投資信託」「中央銀行」など、MBAと言う割にはほとんどが高校の政経科目レベル。社会人にとってはやや常識的すぎる内容だが、背景知識がないとニュースを理解できないという基本ポイントを思い起こさせてくれる。

番外編

AFN スポット・アナウンスメント

在日米軍向けのラジオ放送AFNから。聞いたことがある人ならご存じのように、番組の間に公共CMのようなものが入る。1分程度の生活上のアドバイス、催し物の案内、青少年の非行防止など。それらを100本程度まとめたもの。

読み上げ形式のものもあれば、コメディ形式、ドラマ仕立てのものまであって、生活感溢れる内容とともにそれらの工夫が面白い。

話されている内容は難しくないが、読み上げスピードが速い。

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