このページでは、英語上級レベルの方に向けて、おすすめの英語教材をご紹介しています。
レベルの目安:TOEIC860以上、英検1級程度。
英字新聞、英語ニュース
上級レベルになったら、英語を「学習」ではなく「習慣」にしたい。
世情を知る手段として、日常的に英語を使っていく。
英字新聞
上級レベルとはいっても、英語力は人それぞれ。英字新聞を日課にするのは少々荷が重い人という人が多いはずだ。
そこで、国内ニュースをとりあげた英字新聞であれば、すでに知っているニュースが多いし、背景知識もあるので負担にならない。
上記ページで、国内ニュースを中心としたさまざまな英字新聞を紹介している。
余裕がある人は海外メディアに挑戦しよう。
ニュース放送・動画
英文だけでなく、音声と映像でもニュース英語に挑戦したい。
その場合でも上記と同様に、国内ニュースを選ぶか、海外ニュースを選ぶかの選択が可能。
以下のようなアプリが役立つ。
NHK WORLD RADIO JAPAN
(無料) |
NHKの海外向け放送。日本のニュースを英語で配信している。
「NHK WORLD RADIO JAPAN アプリレビュー」ページへ
上記ページで、映像版のNHK WORLD TVも紹介している。
海外のニュース放送アプリは各局ごとにリリースされているが、定番のVOAを紹介したい。
VOA News
(無料) |
上記はVOA公式アプリで、ラジオ放送の他にも動画ニュースとニュース記事すべてが一体になっている。
上級レベルであれば、VOA Learning English は必要ないと思うが、ほとんどの時間は通常の英語放送なので安心してほしい。
このようなアプリを通して、日常的にニュース英語に触れておこう。
生の英語:映画、海外ドラマ、TED、動画
学習教材ではなく、映画やドラマなど生の素材を積極的に使おう。
映画・海外ドラマ
洋画やドラマを英語のままで楽しめるのは、上級レベルの特権と言ってもいい。
もちろん英語の難易度の高い作品は無理だが、字幕表示をさせることもできるし、積極的に英語で観るようにしたい。
海外ドラマは特におすすめ。登場人物たちが繰り広げる会話は、ネイティブの人たちが面白いと感じる「最前線の英語」になっている。
「海外ドラマ・映画」ページへ
TED
生の英語として、英語プレゼンテーションのTEDもお勧め。近年ブームといえるほどの人気がある。講演者の魅力とエネルギーに虜になる。
TEDは専門的なボキャブラリーがたくさん出てくるし、講演者によって発音も様々。TEDを英語教材として使えるのは、上級レベルになってからだと思われる。
Youtube
Youtubeを使えば、際限なく英語動画が見つかる。
英語力がない頃は、聞き取れる動画を見つけるのに苦労したはずだ。英語力が上がるにしたがって数多くの動画を楽しめるようになる。
本格的なライティングの開始
「大量のインプットと少量のアウトプット」が英語学習の基本だが、上級レベルになったらアウトプットを増やしたい。
特に、ライティングに力を入れたい。ネットコミュニケーションで使うことが多く、ビジネスでもEメールで多用する。
アウトプットをはじめると、必ず「冠詞」「時制」「仮定法」など、基本的な文法・構文の不備に気付くことになる。
実際、ライティングをしながら文法学習をすることで、本当の文法力が身についていく。
英会話の実践
実際の英会話をやらなければ、いつまでたっても英会話は身につかない。
英語を使う機会がないまま英語学習を続けてきた人は、今すぐオンライン英会話をはじめよう。
場合によっては、以下の書籍で勧めているような「英語留学」(数週間)を実行したい。
21世紀の英会話
オンライン英会話とフィリピン英語留学を勧めている。
マンツーマンで英語を話す環境をいかに手に入れるかがキモ。
「TOEICスコア900だけど、外国人と話したことがない」という冗談だけは避けたい。
今の時代、簡単に英会話は実践できる。
マナーの問題
英語上級レベルは、英語そのものよりも、コミュニケーション自体に関心を移していく段階にある。
「通じればいい」という段階から、マナーを理解しておきたい。
「ビジネスマナー」ページでは、そのテーマでの教材を紹介している。
世界観への理解へ
日本語と英語では世界観が異なる。
この本では、翻訳の現場をとおして、2つの言語の世界観のズレを考察している。
このような書籍を通して、一段高い次元から英語を考える機会を持ちたい。