English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English 著者:Raymond Murphy 出版:Cambridge University Press 発行日:4版 2015/7/30 |
本書のシリーズは洋書の英文法練習帳として定番。
簡単な問題を大量に繰り返すことになる。
最初から一通り学ぶこともできるし、苦手な項目だけを学ぶこともできる。
英文法を英語で学ぶ
「文法は英語で学んだ方がいい」と薦める上級者は多い。
文法説明から練習までを一貫して英語でこなすと、頭が英語モードに切り替わることがある。
日本語による文法解説にも優れたものが多いので、両方を適時使い分けよう。
簡単に感じるのが不思議
本書は初級から中級が対象となっているが、日本語で書かれた英文法の本に比べると簡単に感じる。
とにかく、文法の解説部分がシンプルに書かれている。
日本語の英文法書は、懇切丁寧に書き過ぎていて、かえって難しく感じられるのだろうか。
本書は解説よりも練習(パターンプラクティス)が主体だけに、単調であることは否めない。
しかし、文法の理屈ではなく使えるかどうかに注目するなら、本書のように簡単な練習を数多くこなすことは価値がある。
中学英語をクリアーした人に
文法はごく基本的な内容だが、すべてが英語で書かれた洋書なので、高校2年程度の英語レベルの方に最適だろう。
基本的な内容ではあるものの、このレベルを自由に書いたり話したりできる学習者は少ないはず。
解説部分も英語なので、そこを読んでいるだけでも英語の勉強になる。リーディング対策のつもりで取り組むのもいい。
アプリがお勧め
English Grammar in Useのスマホアプリがある。
例文の音声をタップ1つで聞くことができるし、エクササイズの正誤判定もしてくれる。
本に比べれば価格も安いので、アプリ版を強くお勧めしたい。