YouTube英語勉強法

映像素材で気分を変える

ほとんどの英語教材はテキスト(+音声)なので、英語を勉強していてマンネリ感を覚えることがある。そんなときには「映像」を使った教材をお勧めしたい。気分が一新されて、学習意欲が高まってくるはずだ。

映像教材には洋画・ドラマとかNHKのTV講座などがあるが、手軽に触れるならYouTubeがお勧め。膨大な量の映像素材が無料で手に入る。

当サイトでも2008年に「YouTubeで学ぶ英語」というページを新設して、多くのユーザーから好評を得た。

英語の勉強に役立つ動画

本書は、YouTubeを使った英語の勉強法をガイドしていて、学習に役立つYouTube動画をたくさん紹介している。当サイトのページとかぶっているところも多いが、上手い切り口で動画をピックアップしている。一例を示すと以下のようになる。

  • 「(興味のあるテーマ)+subtitles」で検索する。
    こうすれば字幕込みの動画がヒットするので、英語の音声を理解する助けになる。
  • 「(曲名、アーティスト名)+lyrics」で検索する。
    歌詞を表示しながら洋楽を聴くことができる。
  • セサミストリート、シンプソンズなど子供向けのアニメチャンネル。
    ここ数年でyoutube公式チャンネルが急増したことにより、こういった映像コンテンツが増えている。
  • 料理番組
    食欲が原動力となって「聞き取りたい」という意欲がわく。
  • VOA
    非ネイティブ向けのやさしい英語ニュース。
  • (海外で放送される)日本の文化やニュース
    日本のニュースが読める英字新聞はお勧めの教材だが、その映像版として使える。
  • 有名人+インタビュー
    スティーブジョブズ(steve jobs)の動画で故人をしのぶこともできる。
  • 流行の言葉
    電気自動車(electric car)などトレンドキーワードについて英語のニュースや特集を検索する。
  • TED.com
    各分野の第一人者によるプレゼンテーション。
  • ドキュメンタリー
    ナショナルジオグラフィックなど、公式チャンネルがある。
  • 世界中の講義
    ハーバード大、カーネギーメロン大など公式チャンネルを持つ。大学の講義は無料公開する方向へと進んでいる。留学を考えている人にとっては必須の事前練習。

上記は紹介されていた動画のごく一部。YouTubeは動画サイトのプラットフォームになったので、他社コンテンツの公式チャンネルが急増している。それによって、本当に「何でもある」状態となった。

こうした映像に気軽かつ無料でアクセスできるというのは、英語学習者として恵まれた時代になったと実感する。

細切れの時間にYouTubeで英語学習

YouTubeを使った英語学習のメリットは何だろうか。本書でも強調しているが、ちょっとした空き時間を有効活用できる点が大きい。 動画は2~10分程度なので、細切れの時間であっても負担なく学習できる。

まとまった勉強時間が取れないとか、時間はあるけど勉強が長続きしないという学習者は多い。英語力をつけようと思って毎日2時間を確保するとなったら、スケジュール的にも心理的にも負担が大きいのだ。

そんな人は隙間の時間で勉強してみたらどうだろうか。10分程度の空き時間を見つけるたびにYouTubeで勉強していたら、トータルでは2時間以上英語に触れていたということもある。

英語のような「語学」は、細切れの時間であっても学習効果にさほど問題ない。トータルでの勉強時間を増やすことを目標にして、勉強と生活を密着させよう

膨大な英語素材を使いこなす

本書の特徴は、無料の映像素材だけで英語力をつけようと企画しているところ。 YouTubeといくつかの映像サイトで英語の勉強は十分だという。 勉強法は6つのステップに分かれていて、これが良く練られている。

ステップ1:英語学習チャンネル、洋楽など。英語を学ぶ仕組み作り。
ステップ2:子供向け、料理、ハウツーなど多聴。
ステップ3:スピーチのディクテーションやシャドーイングで精聴。
ステップ4:ニュース、インタビューなど、生の英語。
ステップ5:プレゼン、ジョーク、バラエティーなど、ハイレベルへ。
ステップ6:ドキュメンタリー、ディベート、大学講義などで、体験留学。

実際、本書を一読するとYouTubeだけで英語学習が完結できそうな気がしてくる。それほどYouTubeのコンテンツは圧倒的な質量を誇っている。

ただし、YouTube学習を効果的に行うためには、中学英語レベルはクリアーしておきたい。英語の基礎力がないままで映像素材を見ても、「気分転換」とか「モチベーションアップ」といった効果しか望めないのではないか。

逆にいえば、中学英語さえマスターすれば学習素材の選択肢は格段に増えるということ。その意味でも英語の基礎力をつけることは大切なのだ。

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