1000時間ヒアリングマラソン

販売元:アルク
価格:53,784円(12ヶ月)税込
公式ページ:月刊誌スタイルで毎月お届け「1000時間ヒアリングマラソン」

開講から35年以上。延べ受講生100万人以上。

英語中級レベル以上の人にとって定番の通販教材。

1000時間ヒアリングマラソンの内容

毎月送られてくる教材は、「マンスリーテキスト」と「English Journal」の2本柱。

マンスリーテキストが主教材で、English Journalは副教材となっている。

以下の写真は2018年10月号。

どちらも音声CDが付いている。ネットからMP3ダウンロードも可能。

マンスリーテキストの内容

「English Journal」は、書店でも買えるお馴染みの英語情報誌だ。

→ 「English Journal」のレビュー

主教材の「マンスリーテキスト」の内容を重点的に見てみよう。

7つの学習コンテンツがある。

各コンテンツの英語素材と学習ポイントは次のようになっている。

▼ 難易度★☆☆ (やさしい)

  • 日常会話・インタビュー : 聞き取りの基礎力
  • 日常会話 : 内容を映像化・文脈の理解

▼ 難易度★★☆

  • ビジネス会話 : アウトプット練習
  • フリートーク : 様々なアクセント・異文化理解・意見の発信
  • ニュース : 時事英語・聴き取りの精度アップ

▼ 難易度★★★ (難しい)

  • 文学作品 : 深みのある英文を味わう
  • 映画 : 生の会話に対応する

いかがだろうか。

多様な素材がそろっていて、学習ポイントも広範囲にわたる。

難易度に広がりがあるのもプラスポイント

ヒアリングマラソンは中級レベル以上の講座として知られているが、難しいコンテンツばかりではない。やさしめのコンテンツもけっこうある。

このように英語の難易度が変わると、学習から受ける刺激も変わる

やさしめの英語だったらスピーディーに学習できるし、難しい英語は挑戦意欲をかきたてる。

まったく同じ難易度の素材よりも、異なる難易度の素材の方が飽きずに学習できる。

専属トレーナーのような徹底した学習ガイド

1000時間ヒアリングマラソンの際立った特徴は、1つ1つの素材にたいして、徹底的に学習法をガイドしていること。

単に英語素材を提供して、たくさん聞きましょう、という教材ではない。

それぞれの英語素材に相応しい学習法をガイドしている。

たとえば、ビジネス会話を使った3つめのコンテンツ「スピーキング魂」では、以下のような学習をガイドしている。

ビジネス会話を聞いて、以下の4つのセクションで学習する。

  1. 会話全体の内容把握
  2. ディクテーション、音読、リード&ルックアップ
  3. リプロダクション、オーバーラッピング、シャドーイング
  4. ロールプラクティス、自由会話

1つの会話素材を使って、4ステップのトレーニングをこなすことになる。(ライトモードは3ステップまで)

4ステップのトレーニングを通して英語力をつけるわけだが、学習のやり方が身に付くのが大きなメリットだ。

たとえば、上記セクション3では、次のように学習をガイドしている。

リプロダクションのやり方、オーバーラッピングのやり方、シャドーイングのやり方を指導している。

まるで専属トレーナーがついているように、一つ一つ「やること」を指導しているのだった

学習者は「どうやって学習しようか?」と悩まなくていい。

ガイドされている通りに実行するだけだ。

上記「スピーキング魂(ビジネス会話)」はあくまで7つのコンテンツのうちの1つ。

どのコンテンツにも、それぞれの英語素材に相応しい学習法をガイドしている。

マンスリーテキストのどのページを見ても学習法の言及があるように感じるほど、徹底している。

ヒアリングマラソンで英語力が伸びる理由は何か

英語力は、基本的には学習量に比例する。

英語が身に付かない人は、まずもって学習量が足りないことは間違いない。

では、なぜ学習量が足りなくなるのだろうか?

  • 何を学習するかで迷う(学習素材が決まってない)
  • どうやって学習するかで迷う(学習法が決まってない)
  • 今やっている学習で本当に英語力がつくの不安がある(学習法に信頼がない)

この3つあたりが、学習量が少なくなる理由ではないだろうか。

だとしたら、解決法は以下の3つになる。

  • 良質で豊富な学習素材を提供する。
  • 学習法を1つ1つ指導する。
  • 膨大な事例と経験によって効果的な学習法を伝え、信頼される。

1000時間ヒアリングマラソンは、まさにこの3つを実現している講座である。

1日3時間の学習が目安となっているが、本気で英語を身に付けるなら必要となる量だ。

その1日3時間の学習を可能にするためにはどうすればいいか。その点を徹底して考え抜かれている。

つまり、ヒアリングマラソンは学習量を確保しやすいから、受講生の英語力が伸びることになる。

 

公式ページ → 月刊誌スタイルで毎月お届け「1000時間ヒアリングマラソン」

動画による学習法指導

ヒアリングマラソンは、Youtubeでの学習法指導も提供している。

→ 【ヒアリングマラソン】動画リスト

2番目のコンテンツである「英語スケッチング」の解説が手厚い。

英語を聞いて、状況や話の流れを「映像化」するのが狙い。

新しい学習法のため、動画でもみっちりと解説している。

その他に、上記でご紹介した「スピーキング魂」の動画解説もある。

程よい距離感で人を感じる

ヒアリングマラソンは、人を感じさせる工夫がある。

  • それぞれのコンテンツには、ヘッドコーチがついている。顔写真付きでコメントがある。
  • テキストの合間には、雑談のようにコラムが散りばめられていて、まったく飽きることがない。
  • 学習の悩みは、webサイト「テストコ」で学習コーチに相談できる。
  • 受講生対象のイベントが、年数回ある。
  • マンスリーテキストの最後には、受講生のお便りと学習のコツを紹介するランナーズ交差点がある。
  • ディクテーションコンテスト、マンスリーテストがある。

人を感じさせるといっても、オンライン英会話のように常に対面するのは不可能だ。

しかし、この程よい距離感が通信講座のメリットではないだろうか。

ヒアリングマラソンの受講経験者は、英語上級者に多い。

いつの日か、英語好きの人と出会ったときには、ヒアリングマラソンの話題で盛り上がることがあるかも知れない。

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