1000時間ヒアリングマラソン

販売元:アルク
価格:53,784円(12ヶ月)税込み
リンク:1000時間ヒアリングマラソン

概要

洋画、フリートーク、ニュースなど多彩なコーナーからなる「マンスリーテキスト」と、著名人のインタビューやスピーチを題材とした「English Journal」による二本柱。旬の話題を盛り込んだ生の英語素材を使って精聴と多聴を組み合わせる手法。

長所

「マンスリーテキスト」はかつて「English Journal」のおまけのような印象があったが、今では主力として格上げされている。「3ラウンド・システム」「ディクテーション」のような練習コーナーから、インタビュー、映画、ドラマ、ニュースなど、それぞれの素材を使うコーナーがあり、15名のコーチが多角度的に英語を教授する。生の英語を聞き取るトレーニングとしてなかなか有効に機能していると考えられ、同時に、飽きずに続けられる工夫にもなっている。

「English Journal」では著名人のインタビューとニュースが主体。毎月のインタビューではゲストの個性を楽しむことができる。会話の内容やしゃべり方からゲストの人柄が見えてきて、それが毎回興味深い。この教材が長年飽きられることなく好評を博してきたのは、まさしく「人」に焦点を当ててきたからだろう。このタイプの教材に慣れてしまうと、他の学習教材がのっぺりとした単調なものに感じられることになる。

すべての音声内容はスクリプトがついていて、ポイントをおさえた解説もある。ワンポイントの語彙解説でさえ質が高いあたりは、アルクの抱える講師陣の実力といったところか。背景知識が必要な部分も適切にカバーしている。中上級者には自信をもってお薦めできる教材。

短所

学習者の英語レベルに注意したい。生の英語を聴くというコンセプトの教材だけに、学習者にはある程度高い英語力が要求される。最低でもTOEIC700点以上がほしい。マンスリーテキストでは比較的やさしいコーナーもあるが、TOEIC600程度以下の人がそれらにつられて始めてしまうと、ほとんどの内容を未消化のまま終わらせてしまうことになるだろう。(そういう人はベーシックkikuzoや中級を考慮しよう。)

一言

「マンスリーテキスト」で、コーナーごとにコーチを用意するという発想はなかなか面白い。テキストの向こうに教えている人間がいることを意識させることで、通販教材(および書籍教材)の弱点だった臨場感の欠如をカバーしている。

毎月のテストをWEB形式で受けることができる。TOEICリスニング形式のテストになっていて、12ヶ月の実力向上を実感できる仕掛け。その他に懸賞つきの「ディクテーション・コンテスト」もあり、通販教材の楽しさを実感できることだろう。

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