場面別 会社で使う英会話

ビジネスシーンを細かく分類

本書では、ビジネスシーンをテーマにしてダイアログ(対話)と表現を学ぶ。いわゆる典型的な「ビジネス英会話」の英語教材。

特徴を挙げるとしたら、ビジネス「場面」を細かく分類していること。類書にないほど、ビジネスシーンを細分化している。

たとえば、8章の「クレーム」では、商品が破損している場合、欠品している場合など、7つの項目があり、その場面をテーマにしたダイアログ(対話)を学ぶ。

そして、それぞれの項目では、さらに細かく分類された「応用表現」を学ぶ。たとえば、「注文とは違う商品が届いた場合」の項目では、「品違いであったことを伝える」「品違いに対応する」「返品方法を尋ねる」「その他」といった応用表現がある。

応用表現は10フレーズ前後の文例集となる。さすがに、すべての場面別にダイアログを掲載するのは無駄が多いと思ったのだろう。

ここまで細かく分類された英文を学習すると、どんなビジネスシーンでも一通り経験したような気分になる。きっと自信がつくことだろう。

ビジネス英語は「なんとかなりそう」と思える教材

本書の英文はどれもシンプルで、意図的に簡単な英文を紹介しているように感じる。どんなビジネスシーンであっても、最低限のコミュニケーションは中学英語で可能。そう伝えたかったのだろう。

実践英語応対マニュアル 電話&受付」でも書いたが、ビジネス英語が難しいということはまったくない。英語に苦手意識がある人でも、「なんとかなりそうだ」と感じることのできる一冊である。

ただし、英文として見れば簡単であっても、コミュニケーションを自在に行うためには、やはり一定期間のトレーニングは欠かせない。言うまでもないことだが。

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