簡単なクイズを繰り返しながら英語を学ぶ。
「世界で一番ダウンロードされている語学学習アプリ」という触れ込み。
英語だけでなく、約20言語のコースが用意されている。
簡単なクイズを繰り返して覚える
Duolingoは、以下のように英語を学んでいく。
まず、単語のクイズ。
写真を選びながら、基礎単語とイメージを結びつける。
もちろん単語だけでなく、文章を作るクイズもある。
穴埋めの4択クイズ。
be動詞に関する文法的な解説はないので、英語の知識がゼロの人は勘で答えるしかない。
間違えながら覚えるのが、当アプリの特徴でもある。
単語を選んで、文章を作る。上記の穴埋めとまったく同じ英文。
穴埋めで間違えた人も、同じ英文だから今度は答えられるかも知れない。
この他にも、日本語の単語を選ぶ和訳クイズなどもある。
この要領で、少しずつレベルアップする。
文法の解説は一切なくて、直観的に選ぶようなクイズだけを行う。
同じ英文が何度も出てくるから、最初は間違えた人も正解率が上がっていくはず。
気楽に学習できるのは確かだ。
トルコ語で試してみた
Duolingoは世界でもっともダウンロードされた語学アプリらしいが、そんなにすごいアプリなのだろうか。
英語は今までに散々学習してきたので、「クイズを繰り返す」学習の効果がわからないのかも知れない。
そこで、まったく知識のない Turkish「トルコ語」でDuolingoを試してみた。
なるほど。appleはトルコ語で、”elma”というらしい。
イメージを使うと一瞬で覚えられる。
トルコ語の英語訳クイズ。
単語イメージクイズで、”su””Ekmek”はあったけど、”ve”は初めて。
山勘でandを選択。Bread and water(パンと水)で正解だった。
このように勘を駆使しながら手探りで覚えていくのが、Duolingoの特徴なのだろう。
仮に間違えても、どうせ似たようなクイズを繰り返すわけだから、いつかは覚えられる。
最初から対訳で教えられるより、謎解きのような面白さがある。
ゼロから外国語を学ぶときに有効
トルコ語、中国語、フランス語のような新しい言語を学ぶときには、Duolingoが有力な選択肢になるかも知れない。
簡単なクイズで学ぶので、気楽な気持ちで「外国語をはじめてみようか」という気になる。
NHKゴガクアプリの第二外国語と合わせてやってみるのもいい。
しかし、「Duolingoで英語学習」となると、どうだろうか。ほとんどの人は中高で6年間勉強してきたから、「まどろっこしい」と感じるかも知れない。
英語が極端に苦手な人(あるいは英語嫌いの人)なら、初心に戻ってDuolingoで英語をやり直すのもいい。