このページでは、TOEICを運営している「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」が発行している問題集や教材をご紹介しています。
問題を開発しているのは、本番と同様にETS(Educational Testing Service)となります。
もっとも本試験に近いので、問題集を用意するならこのシリーズをおいて他にありません。
公式 TOEIC L&R 問題集シリーズ
2017年12月発行。
2016年5月からの新形式問題に対応。TOEIC L&Rになって3冊目の公式問題集。
サンプル問題の他、200問×2回分で、400問収録。
解答・解説は別冊になっていて使いやすい。解答ページは問題も含まれていて、素晴らしい。
英語の音声部分も書き起こされていて、和訳もある。
TOEICを受験する人は、ごく普通の英語素材として日頃から使っておきたい。模擬試験として使うのではもったいないくらいだ。
TOEIC公式プラクティス
2014年に発行されているが、2016年TOEIC改訂はごくわずかなので、たいして違いはない。
(2006年改訂は大きな改訂だったので、それ以降に作られた問題集を使うこと)
リスニング編
Part1から4までテーマ別に学習する。たとえば、Part1の写真描写問題であれば、「人物の描写」「物の描写」というように出題の意図を分類している。
このタイプの対策本をTOEIC運営元が公式で出すべきだったかどうか。TOEIC教材を発行する他の出版社の立場がないので、賛否はありそうだが。
受験者なら、目を通しておきたい内容ではある。
注意点は、TOEICスコア730以下を対象にしていること。それ以上のスコアの人にとっては、簡単すぎてスコアアップに役立つかどうか微妙。
リーディング編
リーディング編もTOEICスコア350~730点程度が対象。
文法や語彙について、基礎から段階的に学べる点に特徴がある。
リーディング全パートのポイントを解説しているほか、テーマ別に問題を出題している。
本番形式のテストも100問収録されている。
こちらも目を通しておきたい。