超英語思考リスニング

CD BOOK 超英語思考リスニング

著者:イムラン・スィディキ
出版:明日香出版社
発行日:2017/10/17

英語の語順で英語が聞けるようになるための本。

チャンク(意味のカタマリ)ごとに英語を理解するトレーニングを行う。

簡単な英文を使って、スラッシュ・リスニングを行う。

カタマリで理解する

リスニングが苦手な人は、英語を聞いてから、日本語訳をして意味をとろうとする。

そのやり方でも1フレーズ程度なら可能だが、10フレーズの連続した英語となれば、まったく内容についていけない。

本書はそういった人に向けて、英語の語順のまま瞬間的に理解するトレーニングを提供している。

まず、英語をチャンク(意味のまとまり)で考えることが大切。

Yesterday, I went to Shibuya for shopping with my friends.

こんな英語があったとすると、これを10単語として聞いているようではついていけない。

Yesterday, I went to Shibuya   /   for shopping   /   with my friends.

このようにチャンクごとにスラッシュを入れて、3単語として聞けるようになる必要がある。

いわゆるスラッシュリーディング、スラッシュリスニングのこと。

本書は徹底したスラッシュリスニングトレーニングを行う。

  • 英文
  • チャンク毎にスラッシュで区切った英文
  • 英語の語順で訳した日本語

本書のフレーズはすべて、この3セットになっている。

英語の音声はナチュラルとチャンク文

付属CDの音声は、フレーズを2通りで吹き込んでいる。

  • ナチュラルスピード
  • チャンクごとに区切ったゆっくりの「チャンク文」

リスニングが苦手な人は、「チャンク文」を聞きながら意味を取るようにする。

そうすることで、英語の語順で意味を理解するリスニング練習ができる。自信がついたらナチュラルスピードをリスニングしよう。

音声はすべてイムラン校長が吹き込んでいる。著者自ら英語音声を吹き込む教材は、好感度が高い。

簡単なフレーズが続くから学習効果が高い

本書は、英語の語順のまま聞き取るトレーニングなので、フレーズはすべて簡単なものとなっている。

中学2年くらいの英語を使ったフレーズが続く。

上記画像は2章で、簡単なフレーズで10フレーズ以上の英語が流れる。これを英語の語順ですぐに意味を把握していく。

中学レベルの簡単な英文とはいっても、10フレーズ以上が流れるので、聞いてすぐに意味を把握しないと、とても内容についていけない。

後半になると1つのフレーズが長くなる。

英語はやはり中学2年くらいの簡単なレベルなのだが、フレーズが長くなるのでリスニングの難易度はどんどん上がっていく。

ありそうでなかった教材

世の中にリスニング教材は山ほどあるが、ここまでスラッシュリスニングに特化した教材は珍しい。

英語レベルを簡単なままにしてリスニングの難易度を上げていく工夫が素晴らしい。

英文の内容は取るに足らない日常会話で、ダラダラとした英語のおしゃべりなのだが、むしろ英会話のリアリティがある

実際の会話はそのようなものではないだろうか。

本書は、スラッシュリスニングに特化したトレーニング教材として、おすすめの一冊。

練習量はけっこう多いので、本書を最後までやり終えれば、英語の語順のまま聞き取れるようになるはずだ。

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