英単語を覚えるためのアプリ。
カードとテストの2方式で英単語を覚える。
単語をタップするだけで発音が聞こえる。
2つの学習で単語を覚える
英単語のアプリは非常に数多いが、その中でも「英単語アプリ mikan」は上位にランキングされる人気アプリ。
学習法は「テスト」と「カード」の2つで、シンプルながらよく考えられている。
1つめは、英単語の意味を答える4択テスト。
英単語の意味を答える。出題と同時に発音が聞こえてくる。
数秒以内に答えないと不正解になる。この時間制限があるために、単調な学習ながら緊張感が楽しめる。
2つめの学習法は、カード。
英単語を見て、「知らない」「知っている」を答えるだけ。
どちらかをタップすると、日本語訳が一瞬だけ見える。その瞬間に覚えることになる。
「知らない」と答えた単語は、繰り返しカードで出題される。
知ってるかどうかを仕分けするだけの出題は、ちょっとした発明ではないだろうか?
すごくシンプルだけど、これで必要充分だと感心した。
学習した英単語のリスト
テストした英単語は、結果詳細が表示されて、復習できる。
例文はWeblioへのリンクになっていて、ブラウザが開いてしまう。ここがちょっと煩雑ではある。
単語をタップすると発音が流れるので、英単語の発音を好きなだけ聞くことができる。これがなかなか良いアイディアで、「スペルを見ても発音がわからない」という不安がなくなる。
なお、一度学習した英単語は、単語リストに登録される。画面は上記のキャプチャと同じだが、「苦手な英単語」「覚えた英単語」で並べ替えることができる。
コースはいろいろあるが無料は一部
英単語のカテゴリはたくさんあって、TOEIC、TOEFL、大学受験、センター試験などから選ぶことができる。
しかしながら、既存の書籍教材とコラボしたカテゴリは、お金を払わないと学習を続けることができない。
有料なのはいいとして、個別のカテゴリで別々に課金するのはどうだろうか。
あまりにシンプルなコンテンツゆえに違和感はある。一度の課金で、すべてのカテゴリが学習できると良かったのだが。
アプリの長所は3つ
このタイプのアプリは、「英語力を上げよう」と肩に力を入れるようなものではなく、気軽にゲーム感覚で楽しむものだと思う。
英語が苦手な人にとっては、単語を覚えることで英語に親しみを持てる。
このアプリのお勧めポイントは以下の3つ。
- 操作感が良いので、癖になる。
- 時間制限による緊張感があって楽しい。
- 英単語の音声を頻繁に聞くので、スペルと発音を結びつけることができる。
とにかく操作感が良くて、テストに答えていて気持ちがいい。暇な時間にふと開いてみたくなる。スマホアプリは操作感が命だとつくづく思った。
高校生ユーザーに注力
アプリの運営元は「全国高等学校英単語選手権」というイベントを開催したらしい。
また、学校名を登録することで、学校対抗ランキングや学校内ランキングを競うことができる。
高校生ユーザーの方は英単語学習のモチベーションが上がるはず。
もちろん、高校生以外のユーザーであってもまったく問題はない。TOEFLやTOEICの問題もある。