英語は「やさしく、たくさん」

英語は「やさしく、たくさん」

中学レベルのやさしい英語にたくさん接する学習法を提唱している。簡単な文法をしっかりマスターして、簡単な英語をたくさん読む。読むだけでなく、聞く、話す、書く、すべてにおいて中学レベルをしっかり学習する。

やさしい英語といえば、簡単な洋書( Graded Readers )の多読学習が数年前から流行している。「やさしく、たくさん」は英語学習のムーブメントと言えそうだ。

当サイトでも「自分にとって難しい教材を使わないように」と提言しているが、実力を超えた教材を使うと効果がないばかりではなく、学習意欲まで失ってしまうものなのである。英語の勉強が楽しくないという方には、今使っている教材のレベルを引き下げることをお薦めしたい。どこまで引き下げるかといえば、英語学習が楽しくなるレベルまで引き下げるのである。

本書の中に出てくる「化石化」という言葉に注目。「化石化」とは、繰り返し同じ間違いをしてしまうことを指すという。たとえば、「私は英語で自由に話すことができます」と伝えたいときに、「自由に」を反射的に freely にしてしまうケースがある。これは、「自由」=freeといった対訳が頭の中で化石になっているからこそ起こる間違いで、「対訳癖」(母語の干渉)が原因だと思われる。

「やさしく、たくさん」の英語学習は、対訳せずに英語で考えることを促す学習法なので、化石化の対策になるのだ。基礎をたくさん学ぶというのは、その後の英語力の性質に関わってくる重要なポイントなのである。

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