海外ドラマで学ぶ英語:利点と学習法

海外ドラマの利点

海外ドラマは上級者にお薦めの学習素材。シナリオが発売されていないので、初中級程度の学習者には難がある。

映画を使った英語学習に比べると、海外ドラマには以下のような利点があると思われる。

  • 会話シーンが中心となるので、無駄なく(?)英語の学習ができる。
  • 日常的なエピソードが多く、スピードや語彙に関しても日常使われている英語を学習できる。
  • 1エピソードが20~25分程度なので、教材として使い勝手がよい。
  • コメディが充実している。
  • シリーズドラマは継続学習に向いている。

メディアをどうするか

DVDを保有

海外ドラマは必ずしも発売されるわけではないが、有名ドラマの多くはDVDで手に入る。DVDはシーンごとに章分けされているので、気に入ったシーンから勉強できる。もちろん字幕を自在に切り替えることができる。メディアを保有しておけば時間をかけて勉強できるし、好きなときに見直すこともできる。

DVDレンタル

大型のレンタルDVDショップなら、海外ドラマが置いてある。また、宅配レンタルDVDを使えばショップに行く手間もない。レンタルなら買うより安いし、収納する場所も必要ない。ただし、レンタル期間内に学習を終える必要がある。

クラウド (ストリーミング)

ネットの映像配信で海外ドラマを見ることができる。低価格で見放題のプランもあるし、ネットにつながっていれば好きなときに学習できる。

最近はDVDが衰退して、ネットのストリーミング視聴が主流になってきた。映像での英語学習はストリーミングに移行している

ストリーミング映像サービスとして、もっとも安いのはAmazonプライムビデオだろうか。年間3,900円(1ヶ月あたり325円)で、大量の洋画と海外ドラマが見放題になる。↓

洋画と海外ドラマだけでなく、日本映画・ドラマもある。また、ミュージックも聞き放題になる。無料体験期間があるので試してみたい。

海外ドラマの英語学習法

学習目的を最初に決める

最初に学習のねらいを決めておく。以下、それぞれの学習者のねらいによって取るべき学習法が異なってくる。

  • ドラマを楽しむ:内容を重視して、多くの作品(英語)に触れる。
  • 聞き取りを重視:1つの作品、1つのシーンを何度もリピートする。
  • 表現をしっかり身につける:覚えておきたい英語表現をノートをとる。

上級者になると英語で意思疎通を図るだけでなく、生き生きとした会話を楽しみたくなる。そこで、コメディドラマなどを教材に使えば、英語圏で繰り広げられる日常的なユーモアやウィットを学ぶこともできる。

リスニングの工夫

ドラマの内容を前もって理解しておけば、英語の聞き取りはグッと楽になる。以下の3つの工夫で英語が聞き取りやすくなるので、教材のレベルによって使い分けたい。

  • 日本語字幕で一通り内容を押さえておく。
  • 字幕に英語を表示させる。
  • 聞き取れない部分があったらそのシーンを2,3回繰り返す。

聞き取れない部分を捨てる学習法

上級者にならない限り、ドラマを全編聞き取れるケースはほとんどない。聞き取れない部分に着目していると、学習スピードが遅くなるし、映像がとまってばかりで楽しくない。

そこで、聞き取れない部分を無視する(飛ばす)方法がある。聞き取れない部分は、語彙や文法が実力を超えている。そこは思い切って捨てた方が学習スピードが上がる。(完璧主義は厳禁!)

  • 聞き取れる部分 :楽しみながら自然と学習
  • もう少しで聞き取れる部分 :最重要の学習ポイントなので時間をかける
  • 聞き取れない部分 :飛ばす(気にしない)

飛ばす部分が多くなると内容がわからなくなるので、最初に日本語字幕(または英語字幕)で内容を抑えておく。

よほど気に入ったタイトルがあれば、全編を完璧に聞き取れるように学習するのもいい。しかし、負担が重過ぎると学習が続かないので、「捨てて流す学習スタイル」も身に付けておきたい。

海外ドラマを使った英語学習を提唱する有益サイト

→ 我々はどこまでバイリンガルに近づけるのか

1990年代に、いち早く海外ドラマ「フレンズ」を使った英語学習を紹介したサイト。

クローズドキャプション(字幕表示機器)についての記述があるが、現在では不要。ネットストリーミングでもDVDでも字幕表示できるので。

セリフのデータベースにも特徴があり、映像作品の状況(シーン)に結びついた英語表現は覚えやすいことがわかる。自分でもデータベースを作りたくなるはず。

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