このページでは、ラジオを録音する方法について解説しています。
NHKラジオ英語講座を120%活用するに、ラジオの録音をお勧めします。
ラジオ講座の泣き所
NHKラジオ英語講座は、そこそこ質の高い講座を無料で視聴できるため、昔から英語教材の定番だった。しかし、ラジオ講座だけに以下のようなデメリットがある。
- 放送時間に合わせて視聴するのが困難
- 自分のペースに合わせて学習できない
現在はネットでもストリーミング視聴できるのだが、配信される期間が過去1週間分に限られる。上記のデメリットを完全に払拭できない。
ラジオの予約録音で英語学習
そこで、ラジオ講座を録音して貯めておくことをお奨めしたい。好きな時間に、好きなペースで学習できるし、繰り返し学習することもできる。また、複数の講座を使い分ける学習にも適している。
<最近のラジオ録音のメリット>
- 予約録音:予約しておくと毎回の放送を自動的に録音してくれる。
- HD録音(フラッシュメモリ録音):MD/CDなどのメディア入替が不要で、100時間を越える大量の音声を録り貯めができる。
- 再生機能:倍速再生やスロー再生、リポート再生などの機能がある。
ラジオ録音の方法
PC録音
NHKネットラジオでも紹介したが、ネットでNHKラジオを聴くことができる。 →らじる★らじる
PCのソフトを使って、その音声を録音しておくことができる。 無料なら、仮面舞踏会(ベクターの該当ページ)など。 ちなみに有料の録音ソフトもある。
スマートフォン録音
スマートフォンでもラジオ録音のアプリはたくさんある。お勧めは以下。どちらも日本のネットラジオ番組を視聴・録音できる。
- iphone: 「TuneIn Radio Pro」(有料85円)
- アンドロイド携帯:「Raziko」(無料)
最近のコンポ録音
比較的新しいコンポなら、HD内蔵のものが多い。ほとんどの機種でラジオの予約機能がついている。問題はラジオ受信がネットではなく電波だという点。音質面で若干劣るのは避けられない。
ラジオ録音機器
ラジオ録音に特化した専用機器もある。語学専用の機器として根強い人気を誇っている。以前は3~4万円した機種が多かったが、最近は1万円程度で手に入るので、自信をもってお勧めできる。代表格の機種は以下の2つ。
- SONY ポータブルラジオレコーダー 4GB
- 最大20件の予約録音。内蔵メモリー4GB。ラジオノイズカット機能。ICレコーダー搭載。外部メモリSDカード対応。12,908円。
- OLYMPUS ICレコーダー機能付ラジオ録音機 ラジオサーバーポケット
- 小型タイプ。最大20番組の予約録音。内蔵メモリー4GB(最大178時間録音)。「ノイズフィルター」機能。「時刻 自動補正」機能。ICレコーダー機能。PCからでも設定可能。外部メモリmicroSD対応。14,032円。
上記のラジオ録音機器には、ICレコーダー機能がついている。リピーティングなど声に出す練習をする際、自分の英語を録音して聞くことができる。
ラジオ録音の学習法はいろいろ
英語学習に役立つことは間違いない。
- NHKラジオ英語講座:複数の講座を貯め録りして、自分のペースで学習。
- 英語放送:AFNなどの英語ラジオ放送の中から好きなコーナーを選んで学習してみよう。
- 放送大学の英語講座:放送大学の視聴範囲(関東)に住んでいる人なら、ラジオ講座を貯めておくことができる。
英語以外にも以下のような番組で利用できる。
- 英語以外のNHK語学講座:フランス語、ドイツ語、中国語など第二外国語を学んでみよう。
- NHK趣味・教養講座:歴史、文学などのラジオ講座がある。
- 音楽番組を継続録音:クラシック、ポップス、ジャズなど各ジャンルの音楽ライブラリを作ることができる。
- エンタメ系の番組:大人になると聴くことが少なくなる深夜放送など、録音して聴いてみると楽しいかも知れない。