英語で日記をつける学習法

トレーニング概要

英語で日記をつける学習法がある。継続的に行うライティング・トレーニングと考えることができる。ここ数年で急速に普及しはじめ、今では人気の英語学習法として定着している。ブログに書いている人も多い。

初級から上級まで自分にレベルではじめることが可能で、学習効果も非常に高い。すべての人にお勧めしたい英語トレーニングといえる。

続けるコツ

1.まず3行程度から

長文を毎日書こうとすると続かない。まずは3行程度(3センテンス)からはじめてみよう。3センテンスを1年続けると1000センテンス以上書くことになる。アウトプットの実力は着実に身に付いていくはず。

今までにライティング学習をしてこなかった人は、長年英語を勉強したのに3行程度の英文さえ書けないことが多い。しかし、インプット学習で蓄積した英語力があれば上達も早いので、落ち込まずに少しずつ続けよう。

2.書く内容を前もって決める

日記につけるたびに何を書こうか悩んでいるようでは、面倒でとても続かない。書く内容を前もって限定しておこう。これが続けるコツとなる。
(例)

  • その日の行動の羅列。
  • その日の夢。
  • その日、誰かと話した内容。
  • その日、会った人のこと。
  • その日、一番印象に残ったこと。
  • 架空の話(行動)を小説風に書いていく。

日々の感慨を徒然なるままに書きたい人もいると思うが、そのためには上級の英語力が必要となる。最初のうちは英語学習のためと割り切って、限定された内容で始めよう。「毎日続けるライティングトレーニング」といった程度の軽い気持ちで。

3.初級者は英語教材を用意する

「英語で日記」に関連した英語教材の多くは、日記で使われそうな英語表現を羅列したものとなっている。英語教材としては安易な作りと言えるが、実際に用意しておくと意外に役立つ。

特に初級者~中級者の方にとっては、書きたい内容に近い英文を探して、一部を変えるだけで英文を作ることができる。ライティングの第一歩は、このような「英借文」から。

効果的に行うコツ

1.文法学習の一環として

書きたい内容を英語で表現するためには、文法力が求められる。たとえば、「彼は~と言った」程度の文章を書くためにも、間接話法などの文法項目が必要となる。英語の日記を始めてみると、今まで学んだ英文法がまったく身に付いていないことにショックを受けるはず。

そこで、文法教材を用意しておいて、日記を書くときに気になった文法項目を毎日ひとつ確認するようにしてみよう。次から文法教材なしで書けるように、その文法項目を練習しておく。学習の負担は大きくなるが、英語力は目に見えて上昇していくことになる。

2.多読も平行してやってみよう

ライティングと多読洋書のリーディングは相性がいい。ライティング学習を日々続けていると、英文を読むときに「この文章を自分は書けるだろうか」というアウトプットの視点をもてるようになる。つまり、英語に触れたときに吸収できる量が格段に増える。

また、自分が以前書いた英文に近い内容を洋書の中に見つけると、「ああ、こう書けばいいのか!」と英語の発想がわかってくる。ライティングと多読との組み合わせによって、英語脳への頭の切替が可能になるのだ。

3.折を見て復習しよう

日記というのは自分の日常(人生)に密着しているので、振り返って読む気になる。この復習がとても効果的で、英語への親近感が急速に増していくことになる。

後から手を加えたくなったら、どんどん書き直してみよう。文章を書き加えてもいい。英語の間違いに気付いたら訂正する。稚拙だった英語表現はもっと適切な表現な書き直す。英語が上達する毎に内容が向上していくことだろう。

逆に言えば、英語の正確さにこだわって日記をつける必要はない。完璧な英語を書こうとすると面倒で続かなくなってしまうので、「英語が上達した後で直せばいい」といった程度の気持ちではじめよう。

教材例

新・英語で日記を書いてみる: 英語力が確実にUPする

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英語日記ジャンルのベストセラー改訂版。日記で使いそうな表現を膨大に提供しているため、英作文に自信のない人でも気軽にはじめられる。ワードリストは上級者にも有用。

メモで身につく日常英語

メモで身につく日常英語  <レビュー>

やることメモ、買い物リスト、メッセージメモなど、日常のちょっとしたメモを英語でつける。日記よりもさらに簡単で入りやすいので、英語を書く習慣をつけるのに有用。

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