ネイティブの感覚で前置詞が使える

4000枚のイラストで前置詞をマスターする

前置詞のイメージをつかむために、日常の生活場面を4000枚を超えるイラストにしている。

それぞれの前置詞に該当する日常シーンがイラスト化されていて、3コマ程度の連続的な動きで描かれているものが多いため、イメージが伝わりやすい。

前置詞

(アマゾンでは「なか見!検索」に対応していて、イラストを試し読みすることができる)

本を開いてみると、イラストの量には圧倒される。辞典のように分厚い本の中に、ぎっしりと絵がつまっている。

前置詞をテーマにした類書には、多少のイラストを掲載したものが多い。しかし、それらは結局、テキストと例文で解説している。絵は補助にすぎない。

しかし、本書はほぼすべてがイラストなので、まさに類を見ない内容。ここまでしてこそ「イラストで英語のイメージをつかむ」というコンセプトが貫徹される。

パラパラ見ているだけで苦もなく前置詞のイメージが染み込んでくる。前置詞の使い分けに苦労した高校時代に本書を読みたかった。

英語(英会話)上達のカギは、前置詞

前置詞に精通することは、そのまま英語に精通することに等しい。

in , on , at , up ,off といった前置詞は、名詞句と一緒に使って、場所、時間、期間、期限、動き、方向、状態、状況、原因、手段などを表す。

あるいは、take off , put on などのように動詞と一緒に使って、日常のほとんどの動作を表現できる。

しかし、ノンネイティブにとって前置詞のイメージをつかむのはなかなか難しい。その応用範囲の広さから、使い分けに迷うことが多い。

そもそもネイティブはどうやって前置詞に精通したのだろうか。前置詞にかぎらず、言葉全般にいえることだが、子供のころから日常の場面と言葉を結び付けてきたからだ。

これは母国語の日本語のケースで考えるとわかりやすい。私たちが、~個、~枚、~匹、などの膨大な数え方を自然にできるのは、日常の経験と言葉が結びついているから。外国人にとって、日本語の数え方は最初の難題だという。

ということで、言葉のイメージを正確につかむためには、膨大な日常のシーンと結びつけるのが有効である。

本書のメソッドは間違いなく有効なので、前置詞をテーマにした教材として「絶対にお勧め」の一冊。

それにしても、本書を作るのにどれほど手間がかかったことか。著者と編集者には頭が下がる。

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