The Complete Peanuts (スヌーピー)

スヌーピーの完全版

日本では「スヌーピー」で知られる人気コミックの”Peanuts”。2000誌を超える雑誌に掲載されたという。

作品数は膨大な数になるため、「傑作選」という形で単行本化されてきたが、年代別に並べた完全版が発行された。

The Complete "Peanuts" 1950 -1952: Volume 1: 1950 to 1952 The Complete Peanuts 1961-1962: Volume 6 The Complete Peanuts 1959-1960: Volume 5 The Complete Peanuts 1953 - 1954: Volume 2 The Complete Peanuts 1965-1966: Volume 8 The Complete Peanuts 1957-1958: Volume 4

(上記はその一部)

“Peanuts”は子供たちの日常を描いた作品で、ほのぼのした作風が人気。日本でも米国に次いでファンが多いという。英語学習にも適した漫画の一つなので、興味があれば読んでみてはいかがだろうか。

洋書なので日本語訳はないが、その方がどっぷりと英語コミックの世界に浸れる。日本語訳が付記されていると、どうしても訳が目に入ってしまって、そちらの印象しか残らないことがある。

英語のレベルは易しいのだが、日本語訳がないと「この単語でどうしてオチになっているのかわからない」部分もある。完璧に理解しようと肩肘をはらずに、読めるところを楽しむようにしよう。

Peanutsの魅力

漫画で学ぶ英語のページで紹介したように、漫画文化は日本の独壇場ともいえる。作品の多様さ、漫画家の層の厚さで圧倒している。

日本漫画で育った人から見ると、一般的なアメコミにはアレルギーを持つこと多い。単調なコマ割のアクション、プロットは凝っているが世界観が単調、原色を使った絵柄、社会風刺の過剰など、アメコミの特徴は好みが分かれる。

しかし、Peanuts(スヌーピー)は、そういったアメコミの部類には入らない。米国に特有のテンションの高さがまったくなくて、落ち着いた空気感の作品。日本でもファンは多い。

取り立てて事件が起こることもなく、平凡な子供たちの平凡な日常が永遠に続く。登場人物は、ため息 (※SIGH※)をつくことがかなり多い。完全に力が抜けている作風は、ありそうでどこにもなかった作品ではないだろうか。

スヌーピー

1950、60年代の作品を見ても、まったく古さを感じさせないことに驚かされる。子供たちの些細なやり取りがすべてなので、「時代」を感じさせる部分がまったくない。

著者のチャールズ・M・シュルツ氏は残念ながら2000年に亡くなったが、Peanutsはこれからもずっとファンを獲得することだろう。

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