The Elements of Style

The Elements of Style(洋書)

ライティング教材の古典的名著。半世紀以上前に発行され、英米人の学生なら知らない人はいないという文章作法の指導書。日本の大学でも英作文の教科書として使われることが多い。

本書は「シンプル」に書くことを強く推奨している。「受動態はなるべく使わない」、「二重否定は使わない」、「修飾語は被修飾語の近くに置く」、などなど。読者に明確に伝わる文章を追求している。

著者のWilliam Strunk, Jr氏には、学生たちが気取った文章を書くと憤慨したという逸話が残っている。シンプルを徹底したのは著者の美意識なのだろう。大袈裟な言葉を避ける精神的態度は、ライティング技法の次元を超えて示唆に富むものがある。

本書ではそのほかに、コロン・セミコロンの使い分けから日付の書き方まで、英文の基本形式を網羅している。英文を書く人にとっては、ちょっとした文章作法の疑問を解決できる有用な一冊。薄い本なので、中級レベルの英語力があればすぐに読み通せるだろう。

ちなみに、古い本なので著作権が失効しているらしく全文をWEB上で読むことができる。
http://www.bartleby.com/141/index.html
紙媒体を買ったとしても800円程度という低価格なので、購入して本棚に揃えておいても役に立つことだろう。

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