アメリカ英語口語教本

模範教材として長年にわたって君臨

50年以上も版を重ねているロングセラー。この教材で学習した中高年の英語上級者も多いという。発音、会話文、文法・構文、表現練習が効果的に組まれている模範的な教材。

各セクションともに、大筋では長文/会話文のリスニングとパターンプラクティスのセットになっている。本書に特徴的なのは膨大な量のパターンプラクティスで、文法・構文の言い換え練習を徹底的に行うようになっている

会話文や長文の素材を軸にして、そこに出てきた文法・構文・表現を学ぶ「総合英語」形式は、英語教材の定番になっている。その原点ともいえるのがこのアメリカ口語教本。その圧倒的なパターンプラクティスの量は圧巻するものがある。他の類書は練習量を減らして「気楽」にしたものが多いため、40年を経過した現在に至っても本書に代わる教材が見つからないのが実情である。

「入門」から「上級」まで4つのシリーズが出版されているが、それぞれ評価が高い。「入門」は英語初級者に向けて実に手堅い英語教材だと思われる。ただし、硬派な教材なだけに、ある程度本気で英語を学ぶ人向けである。英語に苦手意識をもっている人はもう少し軽めの教材からはじめた方がいい場合もある。

中級前後レベルの方は、「中級」「上級」を検討する余地がある。これからスピーキングスキルに重点を置きたい人に効果が高い。

2006年に改訂

2006年に改訂版が登場。それまでの別売りCDぼったくり価格がようやく改善された。改訂版ではCDが標準付属で2千円~3千円程度と常識的な価格。教材はどうしても「相性」があるので、かつてのような高価格だとお薦めしずらい面もあったが、この価格なら誰にでも安心してお薦めできる。

備考
アマゾンのカスタマーレビューに「解答が付属されていない」という記述があった。しかし、本書は類似パターンの言い換え練習なので、解答は不要のはずである。それでも言い換えるべき文がわからない場合には難易度が適していないことになるので、「初級」→「入門」のようにレベルを下げてみよう。

アメリカ口語教本シリーズ一覧
入門から上級までの4シリーズ。スピーキングできるようになるのが狙いなので、自分にとって簡単に感じるくらいのレベルからやるのがお勧め。その方が学習もスピーディになるし、効果も高い。

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